西荻窪囲碁サロン「周」


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席主の独り言

 高校生の生徒さんから脚付き碁盤を預かりました。碁盤やさんが立ち寄ってくれた時に修理してもらうことになっています。お母様のお話によると、お爺様から碁盤をいただいてから碁に興味をもつようになったとのこと。ヒカルの碁みたいですね。サイが現われて代わりに打ってもらえたら素敵ですね。ヒカルみたいに碁に夢中になって自分で打ちたくなるかもしれませんが‥。
 この生徒さんを含め、みな、真剣に碁に向き合っておられます。負けると悔しいし、落ち込むし、進歩を感じられなくなってしまう。心底、虎の巻が欲しくなってしまいます。このプログラムを学習すれば自動的に強くなるような。年齢、生活環境、性格によって生徒さんへのアプローチは違うはずとのご指摘にも参った感あり。別の生徒さんからメールをいただきました。受け手の努力が求められています。
 早急な対策は難しいのですが、ヨミの訓練や棋譜並べをする習慣をつけてあげられるように、良い教材の準備と個別相談をまめにやっていこうと思います。何も言わずに立ち去ることもできるのに響く手を打ってくださったのですから。
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by igoshu | 2007-01-30 21:50 | 席主:東京女子大囲碁部OG


席主の独り言

 最近、生徒さんから「なかなか碁が強くならないから、落ち込んでいます。」というご相談を受けることがあります。先週も「人生の終焉を前にして囲碁など始めたものだから、苦しみを増やしたようなもの。こういうものは、向上心のある若い時に出会っておくものだ。」というご意見をいただきました。確かに若いうちは記憶力もあり、棋譜の覚えもよいでしょう。ですが、学校生活を軸にして部活やテストなど皆さんの若い自分には囲碁以外に興味のあること、忙しかったことなどたくさんあったはず。今、囲碁と出会われたのも縁。まさに子育てや仕事を終えられ、新しい学習意欲をかきたてられるものを見つけた喜びを感じていただきたいです。悩んだり、苦しんだり、時には勝って喜んだり、喜怒哀楽のある楽しい趣味を手に入れたと前向きに考えていきましょう!!!
 そして、囲碁を通じて知り合われた方々とのコミュニケーションを大事に育ててください。今まで培われた経験や知識を他の方とキャッチボールして人生を豊かにしていただきたいと思います。年の初めに犬養先生に講演していただいたきっかけも、関西生まれの3人で大阪の町や仁徳天皇陵の話をしていた時に百人一首に話題が飛び、高校生の囲碁仲間も加わってどんな歌を覚えているかなど話がつきず、10代から80代まで同じ話題で興じる和歌の世界をお客様で専門家である犬養先生にもっと詳しくお話していただいたら楽しいだろうと思いついたのが発端でした。「今度は、和歌の解説が聞きたいから、第2弾はいつですか?」と、大学の後輩から今日、聞かれたところです。彼女も絵本の挿絵の研究をしている研究者の卵ですから、「あなたもやってみたら?」と、声を掛けました。先月、詰碁の本を手渡したところ、電車の通学で一冊読み終えた彼女は、今日の教室でも手が上がっていて打つ顔の表情にも自信が感じられました。大学の大先輩から「どちらが早く初段になれるかしら?私も石倉先生の本を勉強するからね。」と、エールを送られていました。帰り際、玄関でのほほえましいひと時です。
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by igoshu | 2007-01-24 21:48 | 席主:東京女子大囲碁部OG


席主の独り言

 1月8日(月)に周の新春囲碁大会が行われました。大会前には犬養悦子先生の万葉集の講演があり、囲碁を打たないお客様も大勢お見えになりました。ご夫婦揃ってお越しいただいた生徒さんやNHK学園の英語の先生ご夫妻、皆、若き日の生徒の頃に戻って熱心に耳を傾けておられました。
 犬養先生は、周のお客様で囲碁初段の腕前。犬養孝先生の義妹でお弟子さんでもあり、カルチャースクールで万葉集の講座を受け持たれています。「二人の闘病記」を始め、先生の著書をよく頂戴して皆さん、手空きの時に読まれたり、購入されて老人ホームの図書館に寄贈されたお医者様もおられます。亡くなられたご主人が書かれた百人一首のご本を高校生にくださったり、周に文化的息吹を与えてくださる方です。「二人の闘病記」は、日本自分史大賞の優秀賞をお取りになりました。
 お正月ということもあって「新春の歌」というテーマで大伴家持の新年の宴の歌を取り上げていただきました。万葉集が日本最古の歴史書であるという切り口と京都の護王神社の拝殿の前には狛犬ならぬ雌雄の狛イノシシが建てられているなど年男・年女にとっては興味深いお話が続きました。先生の記憶力と気力に脱帽。その後の大会でも3勝1敗の好成績でした。対局の合間には、女性に囲まれて講義の感想など談笑されてなごやかな雰囲気で一味違う大会となった気が‥。
 今回、新しく作ったSクラス(五、六段戦)では大会初参加の梁瀬五段が1位に。2位が岩附五段。3位が宮田六段と前大会での上位者が続きました。勝ち点の差だけという大接戦でした。2回戦まで全勝だった岩附五段と宮田六段のお二人が激突して岩附五段がこれを征した段階で優勝が予想されたものの、最後の最後まで勝負事はわからないですね。岩附五段が4局目で梁瀬五段に破れ、3勝1敗が3人に。覗きに来られたお友達が2位だとお伝えしたところ、お顔を見ずにお帰りになり、友思いのそのご友人にメールを打ち(囲碁と違ってメールは初心者?片手では打てないみたいです)、会心の棋譜を席主に披露してくださった岩附五段でした。実直な宮田六段は、大会ギリギリに到着とのメールを律儀に送ってくださいましたが、犬養先生の熱弁で間に合いました。席主とは、手にする碁の本が同じで奇遇なのですが、私がすぐに買って積んどくのに比べ、立ち読みしてしまう集中力は若さの賜物でしょうか?1位の梁瀬五段は、賞品の石田先生の扇子を高々と持ち上げ、「いただきました。」と一声。大らかな方です。
 Aクラスの1位は小林敦三段。2位は渡辺二段。3位が大会初参加の藤本三段とこちらも大混戦でした。小林敦三段は、ご兄弟でお客様なので、お兄様の碁敵からも祝福の嵐でしたね。渡辺二段は、かつて置石をしていた先輩に先で勝てるように成長してくれました。大会後も、その先輩と対局を重ねていました。若さと体力に脱帽です。藤本三段は、いつもお兄様がご利用いただいており、お兄様の紹介で来ていただきました。新しい方と打つのは刺激があり、大会を盛り上げてくださいました。このクラスは実力伯仲です。引越しされて八王子にお住まいを移された高田さんもわざわざ、大会に足を運んでくださいました。懐かしいお顔を拝見できるのも大会の楽しみの一つであります。
 Bクラス(1級~5級)は万年2位を返上して野上2級が優勝。後一歩と言うところで勝ちきれなかった野上さんが、ここのところ、教室でのリーグ戦で負けが込んでいた柿本2級を破って堂々の勝利。満面の笑みにこちらまで嬉しくなりました。2位が柿元2級。柿元さんも2回目の2位ですから、次回の大会では野上さんに続き祝福がありますように。「やりすぎたあ。」と敗戦の原因をすぐに自己分析。冷静さと明るさが光っています。3位は杉山5級。女子大の大先輩で80才を超えられて3勝1敗の好成績はご立派でした。天女のような大らかさと謙虚さは女性として見習いたい人格者です。囲碁の調子が悪く、ご自宅で落ち込んでいたと話されるやこちらの胸が痛んでしまいます。
 Cクラス(6級以下)は1位名波さん。全勝優勝でした。グリーン碁石が優勝賞品で目に優しいと喜んでいただきました。息子さんではなく、お孫さんが大喜びされたそうです。2位が小須田さん。詰碁の勉強をしようと決意されていた時に賞品も詰碁の本とくれば、勉強せよとの天の声ですね。3位は最年少の小2の北野君でした。紙粘土で猪の置物を作ってきてくれました。大人のデザインセンスと囲碁以外でも褒められましたね。
 今回も石田芳夫九段から白扇や色紙、自著にサインをしていただき、景品とさせていただきました。門奈五段や石川先生のお母様、山之内先輩や犬養先生からお菓子を頂戴し、楽しく美味しい大会となりました。連続2敗された方には石川先生や高橋先生の指導碁をプレゼントしました。大会のためにお友達が付き合って4日の休み明けから通ってくださった方もおられ、更なる棋力アップや勉強への刺激になることを願っています。指導碁の高橋先生は、皆が打っているのを見ているうちに打ちたくてたまらなくなったそうです。
 皆様、お疲れ様でした。次回は5月の予定です。皆で作る楽しい大会を目指し、ユニークな企画など思いつかれましたら、席主までお知らせくだい。お待ちしております。
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by igoshu | 2007-01-16 21:35 | 席主:東京女子大囲碁部OG


席主の独り言

 明けましておめでとうございます。周は本日より仕事始めでした。私自身の昨年の最後の対局は多摩カレッジの講師で東大囲碁部のOBの桜井先生の指導碁でした。1年ぶりの対局で「こんなに戦う人だったっけ?」と言われた話を周の大久保彦左衛門さんにお話しすると、「地を出したんですな。」と、ニヤリ。ご一緒している期間が長くなるにつれ性格を見抜かれています。恐るべし!人生経験!!!
 さて、今年の打ち初めはというと、高橋先生が育った千葉の平和台の碁会所で六段格の方と。高橋先生が手ほどきを受けた飯村先生に指導碁を受ける目的で高校2年生と社会人1年生と一緒に遠征してきました。「3人はどんなグループ?」と聞かれ、10代、20代、○代の3人は周囲からは不思議なのかなと思いつつ「友人です。」とすまして答えました。我が息子たちに言わせると、若者たちの我慢で成り立っている関係とのこと。
 指導碁は、とてもわかりやすく、詰碁の問題など出してくださったり丁寧に教えてくださいました。席亭も大変、優しい紳士で七段。高橋先生は、とても良い方たちの中で碁と出会ったんだねと高校生と話したりしました。
 高校生に「僕も、囲碁を始めて年齢差を越えた仲間ができてとても楽しいです。」といわれ、嬉しい気持ちで帰路へ。「中野まで一緒ですね。独りじゃなくて良かった。」と言われ、まるで第3の息子ですね。実の子供たちは、映画さえ一緒に行ってくれませんが‥。(笑い)
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by igoshu | 2007-01-04 22:11 | 席主:東京女子大囲碁部OG

    

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