西荻窪囲碁サロン「周」


席主の独り言

西荻地域区民センターにて8月2日(木曜日)より入門講座をさせていただいております。
集団の入門講座は、初めての経験でしたが、多くの方に支えられ、助けをいただいて残すところ30日の最終回のみとなりました。
周の会員さんや生徒さんが一丸となって協力。入門者1名にコーチがマンツーマンでつく理想の体制ができました。
教材は、東大の駒場博物館で配られているリーフレット「囲碁の世界」と日本棋院の入門の手引きの最新刊です。日本棋院のジュニア教室の基礎クラスの黒瀧七段よりレクチャーとアドバイスをいただき、2つの良い教材にたどり着きました。 日本棋院からは9路盤セットを貸していただき、大変、重宝しております。
生徒は30代のお母様と小学生の男の子の親子が多く、まさに囲碁人口のエアーポケットの30代。この世代に普及したい!好きになって欲しいという熱い思いがあります。
毎回の反省会は、あしかホテルの喫茶室で日替わりランチ。ケーキを食べたり、すっかり文化祭のノリ。高校生から70代まで囲碁をコミュニケーションツールとして、輪になって繋がって、楽しくて仕方ないです。
仲間ってこんな感じ!
 親子の生徒さんも、お母様が夢中になっておられる姿が微笑ましく、講義の中でお母様が答え、正解を出されると、お子さんが大拍手!この温かさと一体感が講義の醍醐味ですね~!
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# by igoshu | 2007-08-25 01:22 | 席主:東京女子大囲碁部OG


席主の独り言

「囲碁未来」の取材で日本棋院棋士 信田六段が周にお越しになりました。
お一人でカメラマンもこなされ、9面(級位者)打っていただき、生徒さんはお喜びでした。
普及に架ける熱い思いを語って下さり、「級位者の日」を創設された先生のお心がみなさんに伝わって、温かい空気が流れました。
囲碁は心の交流ですから。
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# by igoshu | 2007-08-24 10:58 | 席主:東京女子大囲碁部OG


席主の独り言

 今回の書籍紹介は、対抗戦に初参加された15級から10級の方を対象に選んでみました。

1)碁スーパーブックス5 「キーワードで解く初歩の死活」(日本棋院)
  NHK学園の初級クラスで1年間、出題させていただきました。詰碁の解き方をキーワード「狭めて殺す」「形の急所を咎める」「スミの急所に打つ」と共に解き方を優しく解説。読みやすく、基本を押さえています。

2)「置き去りの傷を探せ」(日本棋院)入門から10級を対象。9路盤全体を見て白のキズを二箇所探します。碁盤全体を見る習慣作りにも手筋のおさらいにもピッタリ。雑誌「囲碁未来」の人気コーナーです。

3)「はじめての手筋 活用編」(日本棋院)
  「はじめての手筋 習得編」(日本棋院)
  初級者のうちに良い筋や形を身につけましょう!!!詰碁より取り組みやすいので、通勤時間の読書にお勧め。

4)「15級をめざす 次の一手問題集」(日本棋院)
  「10級をめざす 次の一手問題集」(日本棋院)
  ポケットサイズに手筋・詰碁・置き去りの傷または布石の問題がコンパクトにまとめられています。

5)平野 正明の碁スクール6「工夫だけで強くなれる」
  平野 正明の碁スクール8「石の急所」
  アマチュアの碁を知り尽くした作者のワンポイントアドバイス。図が大きくて読みやすい。
  
初級の頃は、本を勉強されたら実戦で使ってみましょう。対局は、勉強の実戦場です。臆することなくトライして、まちがったらまた、本を読み直しましょう!そうやって知識が定着していきますから。
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# by igoshu | 2007-07-26 23:02 | 席主:東京女子大囲碁部OG


席主の独り言

 
指導碁の先生お二人のご活躍

 福岡 修二先生は、佐川急便杯第53回アマ本因坊決定戦の埼玉県大会で優勝され、全国大会に出場決定!!高橋 真澄先生は、第29回世界アマチュア囲碁選手権千葉県大会で最年少優勝。全国大会への切符を手にされました。世界アマの本戦も9月。プロ試験も9月から始まります。皆で応援しましょう!!!嬉しいご報告でした。
 <彩香会 囲碁旅行のお知らせ>
福岡先生の秋恒例の囲碁旅行の日程が決まりました。11/11(日)~12(月)。会場は、杉の宿(湯河原鍛冶屋923-30・TEL:0465-62-6302)。湯河原駅からタクシーで1300円の距離です。昨年、周からは佐藤三段と宮田六段が参加され、リーグ戦やペア碁・大盤解説を楽しんでこられました。女性の参加者が多く、男性の参加者は、大人気だそうです!!奮ってご参加ください。秋の夜長に温泉と囲碁。楽しい仲間たちと素敵な一日を!!お問い合わせは、田口まで。
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# by igoshu | 2007-07-26 22:29 | 席主:東京女子大囲碁部OG


席主の独り言

 6月30日(土曜)、代々木上原の石田道場へ親善対局に行ってきました。10分前に駅に着くと、大半の参加者の皆様方が待っていてくださり、恐縮してしまいました。5分前には18名全員が集合という見事なチームワークでスタートも上々。古巣へたくさんのお仲間たちと遊びに行くという気軽さでお世話になっている先輩たちの元へ。
 私は、10年前から石田道場の会員。五段の免状は石田 芳夫先生からいただき、普及指導員の資格も石田道場から申請していただいたという大恩ある場所なんです。大学生の長男は当時、小5で大人の生徒さんと一緒に石田道場の囲碁スクールに通わせていただいていて、私のお迎えが遅れると、現在、支部長の赤堀さんがご自分のお子さんたちと一緒にお昼に連れて行ってくださったり、面倒を見ていただきました。長男が豊洲の大学に受かった時も、すでに入学されていた赤堀さんのご長男に大学の新校舎の話など伺って、後輩となったいきさつもあり、囲碁仲間の情報網とバックアップには助けられてばかりです。亡くなられた栗山さんが当時、支部長で詰碁の問題をパソコンで作ってくださり、「しょうちゃん」と、呼んで可愛がって下さったことを懐かしく思い起こします。お見舞いに伺った病院で石田先生の棋譜を並べておられたお姿。「先生の碁を改めて素晴らしいと思って、並べている」と、お話になっていました。「六段を目指して石田道場にある本を勉強しなさい」と、叱咤激励されたことを今でも忘れていません。高1の次男は当時、やんちゃな幼稚園生で黒板に落書きをしたり、走り回っていておとなしいお兄ちゃんといたずらな次男と言われていました。本当に懐かしい時代です。私も二・三段で毎月、大戸先生の指導碁に通ったり、大会に参加させていただいていて大学卒業以来、初めて碁石を握った場所でもあります。
 さて、その大恩ある場所で懐かしい諸先輩に出迎えられ、一緒にお連れしたNHK学園や囲碁未来教室の生徒さんたちより私が緊張していたかも。囲碁というのは、どこで繫がっているのか人を介して皆、知り合いだったりするとは言われていますが、その話さながら、石田スクールの三段の女性と周の指導碁のお客様とが別のスクールでお知り合いだったりして「元気にしていた?」など、立ち上がって挨拶されていて和やかなスタート。初めての対抗戦。初めて、白を持って人に置いてもらった方などがいて表情も真剣。石田道場はヒカルの碁スクールの方なので、子供も多く、上は中学2年生の五段から15級の大人の方や小学生。周は、初段から15級まで。教室や指導碁の生徒さん、会員さんや常連さんが中心です。
 石田道場の生徒さんで初めて19路盤に挑戦された男性(3月に30級でスタート。定年後、始められた方)が全勝され、赤堀さんをはじめスクールの先生方はわがことのように喜んでおられました。小学生の女の子が最後まで19路盤を打ち終えた成長振りを親御さんのように喜ばれ、お休み返上で普及に貢献されている先輩たちに接して、改めて囲碁の力と、囲碁を媒介とした人の結びつきの楽しさを実感しました。
 お昼は、出来立てのパン。石田道場の生徒さんのお母様が事前に種類など検討して予約してくださり、会話に花が咲きました。
 全勝者は仲良く3名づつ。周は、羽田さん、渡辺さん、坪井さん。石田道場は15級の男性と小学生の男の子と女の子でした。熱戦が続き、時間が押したため、赤堀さんの優しいアイデイアで第3局目は全員勝ち星をつけ、全敗は0に。第4局目からお出でいただいた石田 芳夫九段は勝敗表を見てびっくり。赤い勝ちマークが居並ぶ勝敗表をはじめて見たとユーモアたっぷりの講評をいただきました。石田先生は、いつも大会でなさっているように1局づつ丁寧に見て回られ、大山さんと木村さんは戦いについてミニ講義を受けたと喜んでおられました。判定も先生がされ、思い出の一局となりました。全勝者は、石田先生のNHKテレビ囲碁講座をまとめられた「やさしく考える布石」(NHK出版)が生サイン入りで、この本をすでにサイン入りで周にて購入された羽田さんには、先生の写真つき図書カードが贈呈されました。「羽田さんは、本をもう持っておられるんだって?」と、先生に聞かれた羽田さん。「この本を読んで全勝しました。」と、ニッコリ。皆を笑いの渦へ。シャッターチャンスを逃した私は、羽田さんと先生のツーショットを取り損なってしまいました。反省。羽田さんは、他の全勝者の写真を見事に修めておられました。年季の差でしょうか???
 この日、先生は大和證券レデイース杯の解説があり、お昼も召し上がらず、会場へ迎われました。解説会でも対抗戦があったことをお話になっていたと解説会に参加した高橋先生から伺いました。「田口さんのところは、もっと級の方がおられるの?」「級の大会もいいもんだね」と、笑顔で話される先生を拝見して、私もますますフアンに。大学2年の時、日刊スポーツの10面打ちで初めてプロ棋士に打ってもらったのが若かりし頃の石田先生でしたから。
 翌日の囲碁未来教室ではこの話題で盛り上がり、「先生は、テレビで拝見しているよりお背が高いのね」、「色白でハンサムでいらっしゃる」と、講義以外に花が咲き、「半年毎にやりましょう」と、声を掛けてくださった石田道場の女性の生徒さんがおられたこと、対局後、代々木上原に詳しい石田道場の生徒さんにコーヒーーショップに連れて行ってもらったことなど、授業の度に生徒さんたちから教えていただきました。。私は、石田道場の皆さんからお客様を褒められて自分が褒められるよりも嬉しかったです。さあ、皆で囲碁仲間の輪をどんどん増やしていきましょう!人が人と繫がってサークル(周)になるように(笑)
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# by igoshu | 2007-07-13 08:12 | 席主:東京女子大囲碁部OG


席主の独り言

☆入門から始めて3ヶ月の生徒さんが19路盤で打ち始めました。水曜教室は、3人の生徒さんが決め打ち碁で19路盤に挑戦です。お二人が、それぞれ19路盤で打たれた経験があり、お一方は大学囲碁部のOBのご主人様がご自宅で手ほどきされておられました。初歩からやってみたいということで9路盤から始めましたが、ご主人様のコーチが素晴らしかったのでしょうね。女子大生の指導碁バイトのもえちゃんに褒められていました。問題もよくお出来になります。
 もうお一方は、入門者の少ない教室におられたため、対局中心で詰碁などの問題をやっていないということで、3月に入門された男性とご一緒に久々に入門その後で同じ位の棋力の3人教室ができました。皆様、熱心で毎週、手筋と詰碁の宿題をこなされています。
 決め打ち碁は、石倉先生が初級者に勧められている対局方法で、何十手か決まった棋譜から打ち始めるため、特に9路盤や13路盤から19路盤に移って盤が広く見え、どこから打ってよいやら悩ましい時期に効果的な勉強方法です。定石も自然と身につきますし、1・2ヶ月同じ棋譜から打ってもらう事で次の一手を考えて打てるようになりますから。日本棋院のジュニア教室でも黒滝先生が基礎クラスの子供たちに決め打ち碁で対局させています。棋譜を覚える子供も出てきています。
 囲碁を楽しく良い仲間と対局できるよう先生たちと話し合って工夫ができればよいなと思っています。8月には、3人が金曜クラス(初級)に同時に上がってもらうのが私の目標です。
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# by igoshu | 2007-06-21 15:05 | 席主:東京女子大囲碁部OG


席主の独り言

 碁を覚えて4年で六段になった青年と話していたら、立ち読みで次々と新刊本に目を通している様子。買ってしまうと、「積んどく」になってしまい、かえって読まないで終るので、繰り返し読む本や時間をかけて解く詰碁の本などを買うことにしているそうです。今、読んでいる詰碁の本は半年かけてゆっくり解いているそうです。
 本屋さんでは、とても良いと思って買い、これを読んだら棋力アップと期待していざ、家に帰ったらそれほどでもなく、積んである本が一杯という方もおられます。皆、強くなりたいと思う気持ちは一つ。たくさん本を買うよりも知識が定着するまで繰り返し読む根気が大切なのかも。あるプロ棋士の先生には「1年に1冊で充分。50回読みましょう!」と、言われて驚いた記憶がありますが、プロになったお仲間に聞いたら皆、そうだったとのこと。自分に合った本を選んで形が頭に浮かぶまで読む根気を育てましょう。
 中級から初段までの方にお勧めの本をいくつかご紹介します。
①「9級から初段までの基本詰碁」(成美堂出版)
  依田 紀基九段の詰碁の本。ポケットサイズで図が大きく見やすい。問題の並び順も良いので基礎力が身に付きそう。

②「星の基本型後の攻防」
③「小目の基本型後の攻防」(棋苑図書)
  依田 紀基九段の本。実戦でよくできる打ち込みのポイントやサバキの手筋を問題形式で解説されています。熟読できれば、打ち込みも恐るるに足らず。上手の手の研究にも一役買います。

④「サバキのテクニック」(NHK出版)
  片岡 聡九段のNHK囲碁講座が1冊にまとまっています。「弱い立場に立ったときの打ち方(サバキ)」を解説されていて攻められた時の処し方に悩んでいる方に希望の光を灯します。

⑤「やさしく考える布石」(NHK出版)
  石田芳夫九段のNHK囲碁講座をまとめられた本。主に黒の立場からみた布石を解説。「二連星」、「星と小目」、「小目」それぞれの布石の持ち味を理解し、得意な型を身につけましょう!

ご紹介した本は、授業で教材に使った本や席主が大学時代に開眼した本を取り上げてみました。30代の頃は子供も小さく、1ヶ月に1回対局できれば良いという環境でしたから、電車の行き帰りに読めるようなポケット本で大きな図、裏にすぐ答えという問題集を好んで読んでおりました。手筋の本がこの環境では読みやすかったようです。変化の多いもの、並べないとわからないものはなかなか時間がなく、皆さんもそれぞれの環境に合った勉強方法を見つけ、それをベストと思って地道な努力と楽しみ方を工夫してみてはいかがでしょうか?
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# by igoshu | 2007-06-16 19:39 | 席主:東京女子大囲碁部OG


席主の独り言

☆7月より二段以上のリーグ戦を行います。ハンデ戦で3ヶ月間の勝率を争います。6月末の点数で段位を設定。同じ相手とは3回まで。12局以上の対局をしていただきます。木曜のみこのリーグ戦を実施します。一日、二局まで。じっくり打っていただきます。
 現在の参加希望者は、五段3人、四段1人、三段2人、二段2人の計8人となっておりますので、奮ってご参加ください。
 夏は、行事が多く、6月30日(土曜)は、石田囲碁道場のヒカルの碁スクールの生徒さんと対抗戦が行われます。当サロンにとっては、初の遠征です。8月2・9・23・30日(木曜)の4回、西荻区民センターで「やさしい囲碁入門」という講座を担当させていただきます。お客様の藤野様がこの講座を提案してくださいました。区報の7月11日号に募集要項が載りますのでこの夏に囲碁を始めようと思っておられる方は是非、いらしてください。小中学生が対象ですが、小学校低学年は保護者同伴なので、おじいちゃまやおばあちゃま、ご両親とご一緒に家族のコミュニケーションツールとしてもお役立て下さい。アシスタントとして、二段の女性がお手伝いしてくださいます。暑い夏を囲碁を楽しんで乗り切りましょうね!!
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# by igoshu | 2007-06-14 20:27 | 席主:東京女子大囲碁部OG


席主の独り言

 最近、ブログを書いていなかったので、編集長や生徒さんからご指摘を受けてしまいました。見ていただいているのは、ありがたいこと。「編集長が来てくれる日数だけまめにブログを書くことにします」と宣言したので、早速、約束を果たすべく書いております。パソコンを開いてプレッシャーのかかった編集長が「忙しい中、もう1回はいつ、行けばよいのやら」と、困った顔をされている姿を想像しつつ、周での楽しい人間関係を記事にしようと思い立ちました。(席亭の人格に問題ありかも???)
 ご夫婦で野菜作りをされているお客様より小松菜をいただきました。お休みがないので、買い物の時間がなく、コンビニには新鮮な野菜が売っていないので、(特に緑黄野菜!)大変、ありがたく明日のお弁当のメニューに組み込みました。労力と手間と愛情がこもった優しい野菜です。お店で買うより感謝の気持ちでいただいております。女性の初段は、当サロンでは珍しく、とても優しい方なのでお姉さんのようにお目に掛かるのが楽しみです。お互いかつて香港に駐在していた経験があり、時期は違いますが細くも赤い糸繋がりかもしれません。多くの女性のお友達を連れてきてくださった恩人でもあります。編集長とも楽しく打っておられ、良い碁敵になりそうです。彼女が受けている指導碁を見ながら「彼女強くなったね。僕も頑張ろう」と編集長がエールを送ったりしています。
 その編集長は、園芸ボランテイアをされていて、彼のブログはお花の写真が満載です。本日は、碁を打つ前に周の盆栽の剪定をしていただきました。本当にこき使ってしまってゴメンナサイ!多彩な方なので 、頼りにしてしまいます。
 新しい方が来られたときもこの常連の皆様が暖かく接してくださいます。今日、長野から若者が近所に引っ越してきて打ちに来られました。編集長を始め、有段者の皆が対局して「俺なんかすぐに追い越せるよ。若いんだから。僕、僕なんて呼んでゴメンね。また、打ちましょう!!」と、声を掛けておられる様子を微笑ましく拝見しました。いつもながらに優しいKさんです。
 教授は、級位者のお二人に二面打ち。実戦詰碁を出したり、丁寧に教えておられました。「楽しかった。ありがとうございます」笑顔で帰っていかれるひと時は強くなる以外の碁の力を感じる一瞬です。決して、一人ではできないこと。仲間で作る空間の楽しさでしょうか?良い仲間を増やしていきたいですね!!!
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# by igoshu | 2007-06-12 21:39 | 席主:東京女子大囲碁部OG


席主の独り言

 5月3日の祝日にペア碁大会を行いました。大会前には、長岡技術科学大学、新潟工科大学で教授を歴任されました一ノ瀬 幸雄先生に「私の生きた技術革新の40年」という題名で講演をしていただきました。一ノ瀬先生は、周がオープン当初からの会員さんで四・五段の実力者。お人柄が良く、女性の級位者の方々に優しく打ってくださって大変、人気のある方です。ペア碁は苦手だけれど、一ノ瀬先生のお話は聞きたいと講演のみの参加者もいらっしゃったほどです。
 その中のお一人は、定年を迎えられてこれからの楽しみを探されておられる方でした。以前、一ノ瀬先生と対局されている時にその話題になり、先生も退官後に料理教室に通われたり、英会話を学ばれている旨、お話になっていました。通信教育で学ばれた絵画の作品の一つは、周の入り口に飾られ、日々、お客様をお迎えしています。日頃、対局されている皆さんが一ノ瀬先生がどのようなお仕事をされてこられたのかそのお人柄と共に関心が高かったことと思います。
 日経新聞で連載されている「私の履歴書」のように生い立ちから話していただき、茨城の那珂湊ご出身なので昭和の初めに水戸まで出るのも大変な時代、東京まで大学に行くのは物理的にもご苦労のあったこと、お爺様やお父様のご職業の影響で理科系の道しか考えなかったこと、進学適性検査を重視しなかった東京工業大学を受験・合格されたことが一つの転機になったことなどユーモアを交えて楽しくお話していただきました。大学卒業後に勤められた第一精工舎では,オリンピックの正式計時用にSeikoが食い込むためのプロジェクトである水晶時計の開発に携われ、機械式時計からクオーツ時計への変遷、日本の小型化技術の成功による腕時計の世界での台頭、スイスにモジュールを輸出するまでの発展等を開発者の目線で説明していただき、「日本の腕時計は世界一」と、子供心に誇りに思っていた時代が懐かしく甦ってきました。
 日立中央研究所では、大容量メッキ磁気デイスクの開発、長岡技術科学大学ではダイヤモンドの気相合成の研究と手掛けられた研究について優しくご説明してくださいました。
 最後に日立時代のご友人で脳の動きを分析されている先生とお話された後日談。子供たちが碁を打っているときの脳の働きを調べたところ、コンピュターのソフトとではなく、対人間と打った場合、脳は活性化するというお話も添えてくださいました。

 さて、ペア碁大会は、佐藤三段と小西弘子4級のペアが四戦全勝で優勝。佐藤三段の小西4級へのエールは、細かい失敗はあっても大所でのミスが少ないのとペアの相手の手をよく見てついてきたところが素晴らしいとおっしゃっていました。小西4級は、佐藤三段のフォローが抜群なので、安心して打つことができたそうです。賞品は、山下棋聖と張碁聖のコーヒーカップでした。美味しいコーヒーを召し上がってくださいね!!!
 惜しくも2位は、羽田二段と柿本二級のペア。普段、よく打っておられ、旧知の間柄。柿本さんの初段への昇段を応援している羽田さんです。三勝一敗で優勝を逃がしましたが、個人戦でも柿本さんは二位が多く、奥様にも「そんなに囲碁に熱中されて、いつ頃、プロになれるのですか」と、ご指摘を受けているそうです。(笑)お互いにご自分のミスで負けたとおっしゃる潔いペアでした。賞品は、ペアのマグカップでした。
 3位は光田二段と高橋貴子3級のペアと九岡五段と木村5級のペア。九岡五段は、一敗した時点で終ったと勘違いされ、巨人戦をご自宅で観戦されていましたが、お電話したら律儀に戻って小西初段(優勝者のご主人様)と坪井1級のペアに勝たれました。小西ご夫婦は、惜しくもダブル受賞を逃されました。九岡さんから「やんちゃなご主人の手を見事に修正されて囲碁未来教室の生徒さんは、筋の良い人ばかりですね。」と、坪井さんを褒めておられました。坪井さんは、奥様は優勝者のペアの方なのに勘違いされているのかと思われたと微笑ましいエピソードでした。九岡・木村ペアは、九岡五段の強いのはもちろんのこと、木村5級のミスが少なく、穴の少ないペアとの評判でした。後日、木村さんからは、「ペア碁は組んだ有段の方にご迷惑を掛けると参加を躊躇しましたが、九岡さんの手が大変、勉強になり、参加して良かった」との有り難いコメントをいただきました。木村さんは、NHK学園の生徒さんで夏の日に、看板を下ろしに行ったところ、教室の有無を聞かれて案内を差し上げ、生徒さんになっていただいたいきさつがあり、碁縁でしたねとお話しています。
 光田二段は、女性では周のお客様で一番強く、席主が二面打ちや子供との対局を気軽にお願いしても、快くお引き受けくださいます。高橋3級は大学の先輩。子供教室の仕事仲間でもあります。周では、男女のペアではなく、棋風などで席主の独断でペアを決めさせていただきました。とても良いペアばかりだったと自負していますが、皆さんの感想は如何に???
福田初段と野上2級のペアも惜しくも光田二段と高橋貴子3級のペアに敗れ、3位入賞を逃しましたが、初段教室でご一緒のお二人で息もピッタリ。お互いに打つ手は予想できたようです。普段、対局されいるのも良い結果を生みそうです。

 有段と級位者のペア碁を発案された岩附五段も退院された直後でしたが、参加してくださり、「楽しかった。成功だね!」と、おっしゃってくださいました。また、組んだ山口5級が大変、筋が良いと褒めておられました。打った有段者から次にお目に掛かったときは、是非、一局と級位者の方々にお話があった由、嬉しそうに話してくださった方がおられました。
 講演をしてくださった一ノ瀬先生は、翌日から皆さんに「素晴らしい講演をありがとうございました」と口々に賞賛を浴び、普段、お仲間と口舌戦で戦っておられたのも控えめに敬意の的になっていました。ここでは、皆、童心に返って普段は、口舌戦さながらやんちゃに打っているのですが、数日は、打ちにくかったかも(笑)
 皆さんのご協力のお蔭様で楽しい大会となりました。席主の私も教え子の小学5年生と組み、二勝できて大満足。丸坊主の彼の頭を撫ぜてあげたくなったほど良い手連発でしたが、もう小さくない生徒さんですから実行には移しませんでした。実の子供にも男の子には小さい子扱いはいけないとよくよく注意されていますから。ペア碁に敗れた後も組んだ相手の方に打ちながらお教えになっていた方や励ましの言葉を掛けられていた方が多く、囲碁の楽しさと同じ趣味を媒介とする集団の輪を改めて素敵だなと思いました。ありがとうございました!!!
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# by igoshu | 2007-05-24 16:08 | 席主:東京女子大囲碁部OG

    

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by igoshu
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